私は子どものころに、親がうちで商売をしていました。
でもすごく汚い木造の借家に住んでいましたので、友だちを家に呼べませんでした。
私は近所の女のこと、リカちゃん人形とリカちゃんハウスをもって遊ぶことが好きでした。
それは、外でござを敷いて遊んでいました。
その時は、自分は実はリカちゃん人形をもっていませんでした。
そのころ、リカちゃん人形はどこのおもちゃ屋にいっても売り切れでした。
私は母親と、おもちゃ屋をはしごしましたが、結局リカちゃんを買えませんでした。
私は親に、いずみちゃんを買ってもらって、それで友達と遊ぶようになりました。
でも、自分だけがリカちゃんを持っていないという、悲観的なきもちがありました。
そのころから、すごく暗い性格だったような気がしています。
でも、いずみちゃんをかわいいとおもうようになっていきました。
そのころ飼っていた猫と、人形で遊ぶのが好きでした。
猫と自分と人形と川の字になって、寝ている写真があります。
50代になって、ブライスドールを買ってしまって夢中になってしまってます。
まさかこの年で人形遊びをするとは思いませんでした。
でも、服とかもネットで買って着せ替えして遊んでしまっています。